令和 3年12月定例会 令和3年12月
越前市議会定例会(第1号) 令和3年11月26日午前10時、令和3年12月
越前市議会定例会が
越前市議会議場に招集されたので会議を開いた。┌─────────────────────────────────────────┐│ 告示第169号
││ 令和3年12月
越前市議会定例会を次のとおり招集する。
││ 令和3年11月19日
││ 越前市長 山 田 賢 一 ││ 1 日 時 令和3年11月26日午前10時 ││ 2 場 所
越前市議会議場 │└─────────────────────────────────────────
┘ =======================================1
議事日程┌─────────────────────────────────────────
┐│ 令和3年12月
越前市議会定例会議事日程 ││ 令和3年11月26日午前10時
開議 ││ 第 1 号 ││ 第 1
会議録署名議員の指名 ││ 第 2 会期の決定 ││ 第 3 議案第50号 令和2年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定につ
││ いて ││ 第 4 議案第51号 令和2年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の
認 ││ 定について ││ 第 5 議案第52号 令和2年度越前市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定に
││ ついて ││ 第 6 議案第53号 令和2年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について ││ 第 7 議案第54号 令和2年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に
││ ついて ││ 第 8 議案第55号 令和2年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
││ て ││ 第 9 議案第56号 令和2年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定 ││ について
││ (以上7案
決算特別委員会審査結果報告) ││ 第10 議案第64号から議案第72号まで
││ (提案理由の説明) │└─────────────────────────────────────────
┘ =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1
会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 議案第50号 令和2年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 4 議案第51号 令和2年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 5 議案第52号 令和2年度越前市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 6 議案第53号 令和2年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第 7 議案第54号 令和2年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 8 議案第55号 令和2年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 9 議案第56号 令和2年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第10 議案第64号から議案第72号まで 議案第64号 令和3年度越前市
一般会計補正予算(第6号) 議案第65号 令和3年度越前市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第66号 令和3年度越前市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第67号 令和3年度越前市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第68号 令和3年度越前市
水道事業会計補正予算(第2号) 議案第69号 令和3年度越前市
工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第70号 令和3年度越前市
下水道事業会計補正予算(第1号) 議案第71号 越前市
国民健康保険条例の一部改正について 議案第72号
武生中央公園屋内催事場の
指定管理者の指定について =======================================3 出席議員(22人) 1 番 吉 村 美 幸 君 2 番 中 西 昭 雄 君 3 番 砂 田 竜 一 君 4 番 清 水 一 徳 君 5 番 桶 谷 耕 一 君 6 番 近 藤 光 広 君 7 番 橋 本 弥登志 君 8 番 小 玉 俊 一 君 9 番 加 藤 吉 則 君 10番 大久保 健 一 君 11番 吉 田 啓 三 君 12番 題 佛 臣 一 君 13番 三田村 輝 士 君 14番 安 立 里 美 君 15番 大久保 惠 子 君 16番 川 崎 悟 司 君 17番 城 戸 茂 夫 君 18番 小 形 善 信 君 19番 前 田 一 博 君 20番 前 田 修 治 君 21番 片 粕 正二郎 君 22番 川 崎 俊 之 君 ───────────────────────────────────────4
議会事務局の職員 事務局長 中 村 恵 司 次長 出 口 美香代 副課長 池 泉 裕 道 主幹 南 谷 弘 幸 ───────────────────────────────────────5 説明のための出席者 市長 山 田 賢 一 君 副市長 河 瀬 信 宏 君 企画部長 小 泉 陽 一 君 総務部長 西 野 吉 幸 君
市民福祉部長 川 崎 規 生 君
産業環境部長 奥 山 茂 夫 君
農林審議監 西 野 孝 信 君 建設部長 藤 原 義 浩 君
今立総合支所長 蒲 久美子 君
企画部部長 宮 田 尚 喜 君
危機管理幹 見 延 政 和 君
総務部理事 竹 中 忍 君
市民福祉部理事・
教育委員会事務局理事 市民福祉部理事 山 崎 智 子 君 出 口 茂 美 君
産業環境部理事 諸 山 陽 一 君
建設部理事 田 中 和 利 君
建設部理事 松 村 英 行 君
会計管理者 西 川 一 栄 君 財務課長 橋 本 尚 子 君
教育委員会 教育長 澤 崎 秀 之 君 事務局長 渡 辺 亜由美 君
事務局理事 橋 本 美 帆 君
選挙管理委員会 委員長 野 村 諭 君6 議 事 開会 午前9時59分
○議長(川崎俊之君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから令和3年12月
越前市議会定例会を開会いたします。 ここで、会議に先立ち、市民憲章を全員で唱和いたしますので、よろしくお願いいたします。 前文は事務局長が朗読いたしますので、以下各項目について全員で御唱和をお願いいたします。〔全員起立の上、唱和〕 ──越 前 市 民 憲 章── わたしたちは、恵まれた自然と輝かしい伝統にはぐくまれた越前市民です。 この郷土を愛し、心と力をあわせ、なおいっそうの発展をめざすため、次のことを誓います。1 わたしたちは、日野の峰のように、高い理想をいだき、豊かな未来をきずきます。1 わたしたちは、日野の流れのように、うるおいと安らぎのある環境をつくります。1 わたしたちは、桜の木のように、力強くすこやかに成長します。1 わたしたちは、菊の花のように、やさしさと思いやりをもって助けあいます。1 わたしたちは、国府の文化と匠の技を生かし、学びの輪をひろげ、世界にはばたきます。 ================ 開議 午前10時00分
○議長(川崎俊之君) これより本日の会議を開きます。 次に、
地方自治法第121条の規定による説明のための出席者は山田市長、河瀬副市長、
小泉企画部長、
西野総務部長、
川崎市民福祉部長、
奥山産業環境部長、
西野農林審議監、
藤原建設部長、
蒲今立総合支所長、
宮田企画部理事、
見延危機管理幹、
竹中総務部理事、
出口市民福祉部理事兼
教育委員会事務局理事、
山崎市民福祉部理事、
諸山産業環境部理事、
田中建設部理事、
松村建設部理事、
西川会計管理者、
橋本財務課長、
教育委員会澤崎教育長、
渡辺教育委員会事務局長、
橋本教育委員会事務局理事、以上であります。 次に、令和3年9月
越前市議会定例会以降に開催されました議長会その他の諸会議等の概要につきましては、お手元に配付いたしてあります諸
会議等報告書のとおりであります。 なお、これらの関係書類につきましては事務局に保管いたしてありますので、御覧願います。 次に、令和3年9月
越前市議会定例会で可決されました地方財政の充実・強化を求める意見書及びコロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書及び
沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないよう求める意見書につきましては、関係行政庁に送付いたしましたので、御報告いたしておきます。 次に、監査委員から送付されました
例月現金出納検査、定期監査、随時監査及び
財政援助団体等の監査の結果報告につきましてはお手元に配付いたしてありますので、御覧願います。 次に、
今期定例会におきまして、本日までに1件の請願を受理いたしておりますので、お手元に配付してあります請願文書表のとおり
産業建設委員会に付託いたします。 ここで、地方議会の議員として多年にわたり在職し、地方自治の発展に顕著な功労があったと認められるとして総務大臣より感謝状が届いておりますので、感謝状の伝達を行います。
◎
議会事務局長(中村恵司君) それでは、令和3年度
都道府県議会議員及び
市町村議会議員総務大臣感謝状の伝達を行います。〔
感謝状伝達〕 令和3年度
都道府県議会議員及び
市町村議会議員総務大臣感謝状 議員 片 粕 正二郎
◎
議会事務局長(中村恵司君) 感謝状の伝達は以上でございます。
○議長(川崎俊之君) 以上をもちまして表彰状の伝達を終わります。 ================
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(川崎俊之君) 本日の日程に入ります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において
三田村輝士君、安立里美君、大久保惠子君を指名いたします。 ================
△日程第2 会期の決定
○議長(川崎俊之君) 日程第2会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期につきましては、去る11月19日の
議会運営委員会において協議いたしました結果、本日から12月17日までの22日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君) 異議なしと認めます。 よって、
今期定例会の会期につきましては本日から12月17日までの22日間と決定いたしました。 なお、
今期定例会の運営につきましては、お手元に印刷配付いたしました会期日程により進めたいと思いますので、議員各位の御協力をお願いいたします。 ================
△日程第3 議案第50
号 ~ 日程第9 議案第56号
○議長(川崎俊之君) 日程第3議案第50号令和2年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから日程第9議案第56号令和2年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの7案について一括して議題といたします。 本7案に対し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君)
吉田決算特別委員長。
◆
決算特別委員長(吉田啓三君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました令和2年度越前市各
会計決算等7案につきまして、
決算特別委員会の審査の結果を御報告いたします。 本7案につきましては、去る9月定例会に提案され、本委員会に付託の上、閉会中の継続審査となっていたものであります。 本委員会は、議長、監査委員を除く20名の議員で構成し、決算審査において専門的見地から議論を深めるため、各
常任委員会の所管に応じた3分科会を設け審査を行うことといたしました。9月27日及び28日には
教育厚生分科会、10月4日には
産業建設分科会、10月6日には
総務分科会を開催し、
会計管理者ほか
関係理事者の出席を求めて審査を行い、11月8日の全体会において最終審査を行いました。 まず、議案第50号令和2年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、議案第51号令和2年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、議案第52号令和2年度越前市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、審査の結果を御報告いたします。 本3案のうち、越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての決算審査に当たり、委員からは、平成23年の
水道料金引上げの際に平成26年度以降に給水料金を引き下げることを求める附帯決議を決しているが、給水単価の引下げに向けてどのような改善に取り組んできたかただされました。 理事者からは、当時における水道部の合理化に努め、料金課と水道課の統合や村国浄水場の包括委託など経費や人員の削減を行ってきたところであるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、附帯決議においては、
水道事業経営の抜本的改革に努め、給水料金の引下げを行うことを求めている。県水単価が引き下げられるまで給水単価を下げられなかった事実に対し、自助努力による改善をもって水道料金の見直しを求める附帯決議の要望内容を実践できていないのではないかと重ねてただされました。 理事者からは、民間委託に併せ職員の人件費を減らすなど取組は行ってきたが、将来的な人口及び給水量の減少が見込まれる中、老朽管の更新を行うなど通常の経営努力の中での値下げは難しい状況であったと考えているとの答弁がなされました。 以上、決算審査に当たり、特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、議案第50号、議案第51号及び議案第52号の3案につきましては、いずれもこれを
原案どおり可決及び認定すべきものと決しました。 次に、議案第53号令和2年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について、審査の結果を御報告いたします。 まず、歳出決算のうち、総務費の審査に当たりましては、総務費中
財産管理費に計上された借上土地・
建物管理事業について、委員からは、
建物借り上げ料1億6,513万9,388円の主な内容についてただされました。 理事者からは、主なものとして、市民プラザたけふの3階から4階部分の賃借料及び共益費が1億4,258万9,000円、隣接の
駅北パーキングの賃借料が2,255万円であるとの答弁がなされました。 続けて、委員からは、4階のみを賃借していた頃に比べると3階と4階の2フロア分としては坪単価が下がっているように思うが、4階の一部を使用している
ハローワークからの転貸しによる収入を差し引くと市の持ち出し分は幾らになるのかただされました。 理事者からは、3階と4階の賃料、共益費から
ハローワークの転貸収入分を差し引くと、約1億2,560万円となる。4階のみを賃借していたときの賃借料及び共益費8,398万4,000円と比較すると、本来は2倍となるところだが約1.5倍で済んでおり、賃料の
値下げ交渉等の成果によるものと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、3階と4階部分に
ハローワークやてんぐちゃん広場が入り活性化もしていることから、よい方向に進んでいると評価したいとの意見が出されました。 次に、同じく総務費中企画費に計上された
公共交通対策事業の
負担金補助及び交付金について、委員からは、
福井鉄道福武線活性化連携協議会負担金75万円の目的と内容についてただされました。 理事者からは、
福武線活性化連携協議会は、法に基づき平成20年5月に設立され、福井鉄道の
再建スキームを始めるに当たり、利用促進を目的として、県沿線3市また福井鉄道を応援する
民間団体等で構成された協議会である。3市で75万円ずつ負担を拠出しており、事業としては、幼稚園や保育園等の野外活動で福鉄を利用する場合の補助事業や
ワンコインde乗車事業など企画切符の補助事業を行っているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、これまで13年間続けてきた効果についてただされました。 理事者からは、昨年はコロナの影響もあり乗車数も大きく落ち込んだが、コロナ以前は目標であった
年間利用者数200万人を達成するなど利用促進が図られており、通勤、通学の定期利用以外の利用者を増やす取組として効果があったものと考えているとの答弁がなされました。 続けて、委員からは、
地方バス路線活性化推進補助金の決算額約4,800万円について、路線バスは本市から池田町や越前町へ向かう路線があるが、各市町の負担金、負担割合は市境で決まるのか、また利用者の推移はどうなっているのかただされました。 理事者からは、補助金は各市町の路線の延長によって負担割合を決めており、令和2年度の
利用者人数は令和元年度に比べ11.9%の減となっているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、本補助金も含め、
公共交通対策事業の負担金、補助金及び交付金としては9,210万2,700円の決算額が計上されているが、公共交通の政策であれば、予算をかければよいのではなく、公共交通をどのように位置づけていくのかという軸を持って取り組む必要がある。それをどのように考えているかただされました。 理事者からは、公共交通の支援については、福井鉄道が運営する鉄道、路線バス、市が直接運行する市民バスのろっさ、それぞれに意味合いがあると考えており、それを組み合わせる中で市民の足を確保するという考え方が必要だと考えているとの答弁がなされました。 委員からは、時代とともに市民の移動手段も変わってくる。利用する市民のニーズを細かく分析して、よりよく効率的に活用していただきたいとの要望がなされました。 次に、同じく総務費中
新型コロナウイルス対策費に計上された
保育対策総合支援事業費補助金について、委員からは、
市独自事業である子育て世帯への
臨時特別給付金3万円の支給率についてただされました。 理事者からは、1万3,432人が対象となり、
支給児童数については1万3,431人で、支給率としては99.99%になるとの答弁がなされました。 続いて、委員からは、事業の成果についてただされました。 理事者からは、子育てに係る経済的、
心理的負担の軽減につながったと考えているとの答弁がなされました。 次に、同じく総務費中
生活安全対策費に計上された安全・
安心まちづくり事業について、委員からは、
空き家解体費補助金150万円の補助件数についてただされました。 理事者からは、件数は合計3件であり、内訳としては、
老朽危険空き家に対する補助が2件、さらに準
老朽危険空き家に対する補助と併せ、年度内の
建て替え等対象要件に該当した補助が1件あるとの答弁がなされました。 別の委員からは、地域の空き家を何とかしてほしいという市民の意見を聞く。毎年、予算の執行はされているものの、現実的には状況の改善は難しいように思うがどう考えているのかただされました。 理事者からは、令和2年度から準
老朽危険空き家に対する補助制度を新設したほか、狭隘道路に面した空き家については、災害時にも危険が及ぶことから、今年度から市独自の加算措置を設けたところである。しかしながら、空き家は所有者の財産であることから、市独自の権限は及ばないため、国の
空家対策特別措置法の今後の動きなど注視しつつ対応すべきものと考えているとの答弁がなされました。 次に、民生費の審査に当たりまして、民生費中保育園費に計上された
保育対策総合支援事業について、委員からは、
保育士確保の実績についてただされました。 理事者からは、保育士は25人増えたが、退職者や
育児休暇取得者がフルタイムなのに対し、新しく確保した保育士は短時間勤務の方も多いとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、今後の
保育士確保の対策についてただされました。 理事者からは、小規模施設での勤務やパートタイムでの勤務を希望する保育士もいることから、受皿として
企業内保育所や
小規模保育所を増やしていきたいと思っているとの答弁がなされました。 次に、同じく民生費中扶助費に計上された
生活保護事業に関し、委員からは、生活保護の申請時に行う扶養照会の実施状況についてただされました。 理事者からは、扶養照会が難しいという方がいれば国の基準に沿って対応するが、現時点では扶養照会について同意書をいただいて全て実施をしているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、扶養照会によって保護開始に至らなかったケースはあるのかただされました。 理事者からは、照会の結果、一部の
扶養義務者から援助の意向が示されたことに伴い支給額の減額を行うことはあったが、保護開始に至らなかったケースはなかったとの答弁がなされました。 これに対し、別の委員からは、
扶養義務者からの援助が途中でなくなり、その分の生活費が減額されたままの方がいるが把握しているのかただされました。 理事者からは、状況の変化があった場合には都度申告していただくことになっており、その場合は減額となっていた分は扶助費を上乗せして
基準どおりお支払いすることになるとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、
生活保護制度は当然の権利として申請しやすいように制度の周知を行っていただきたいとの要望がなされました。 次に、衛生費の審査に当たりまして、衛生費中
保健衛生総務費に計上された
母子健康診査事業について、委員からは、
不妊治療助成金を申請した方のうち妊娠に至ったケースは何件あり、かつ全てが無事に出産につながったのかただされました。 理事者からは、令和2年度申請件数84件のうち34件が妊娠に至ったが、中には残念な結果も見受けられるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、子供が欲しい方への助成を引き続きお願いしたいとの要望がなされました。 理事者からは、国の不妊に悩む方への
特定治療支援事業は、従来は生涯で通算6回までの助成回数だったが、1子ごとに6回までと拡充をされている。本事業は、申請者が最初は県に対し助成の申請を行うことから、市の助成制度についても、県と連携をし広く周知していきたいとの答弁がなされました。 次に、
農林水産業費の審査に当たりまして、
農林水産業費中
農業振興費に計上された園芸振興対策事業に関し、委員からは、今年度が事業補助の最終年度となっている農業法人のトマトハウスについて、その経営状況をただされました。 理事者からは、温度管理や通年型の作付など数年にわたり試行錯誤しているものの、利益に直接結びつくまでには至っていないと聞いているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、地域に合った栽培方法を取っておらず、補助の効果が出ていないように見受けられる。今後の補助対応については、的確な指示、指導の下、補助することとし、交付後においても相談や指導対応を行い、前向きな方向へ持っていくよう要望がなされました。 次に、商工費の審査に当たりまして、商工費中商業振興活性化費に計上された中心市街地活性化事業について、委員からは、令和2年度の中心市街地の活性化事業の中で、特徴的な成果として感じられた点についてただされました。 理事者からは、まちなか商業にぎわい支援業務委託料として、まちづくり武生株式会社を通じての支援などを活用し、中心市街地において14件の事業者が新規出店や改装をされた。新型コロナウイルスの状況にかかわらず、新たなチャレンジとして当該エリアで出店しようとする方々がおられたことが令和2年度における大きな特徴であったと考えているとの答弁がなされました。 また、他の委員からは、中心市街地活性化基本計画における目標値に対する検証と100万人を超える県一番の集客地域になっている武生中央公園、だるまちゃん広場の現状を踏まえ、中心市街地への人の誘導についてどのように考えているのかただされました。 理事者からは、市とまちづくり武生株式会社とが連携し、武生中央公園や新規出店といった人が集まる施設から中心市街地内を回遊する流れをつくるソフト面の拡充が重要であると考えているとの答弁がなされました。 委員からは、100万人を超える交流人口をつなぎ止めるため、工芸の里の拠点を含めて、周遊のための連携を強化し、積極的な施策を検討されたいとの要望がなされました。 次に、土木費の審査に当たりまして、土木費中土木総務費に計上された維持管理一般事務費における気象情報システム使用料について、委員からは、システムを基に気象状況の判断予測をしているとのことだが、除雪車の出動要請が遅れることもある現状を踏まえ、年間360万円を計上しているシステムの有用性についてただされました。 理事者からは、予測雨量に基づき河川の水位上昇を想定し、ポンプ設置や水門開放などの洪水への予防措置や、降雪量を想定した除雪への出動または待機要請などに活用しており、現場パトロールや気象庁の情報などを合わせた総合的な判断材料として今後も活用していきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、情報を得ただけで終わるのでは費用が無駄になる。得られた情報を的確に使用し、市民の安全の確保につながるよう努められたいとの要望がなされました。 次に、同じく土木費中河川整備費に計上された砂防対策事業について、委員からは、市内の砂防ダムの中に土砂、土石の堆積によって既にダムとしての機能を果たしていないものがどれだけ含まれているのかただされました。 理事者からは、砂防ダムは土砂が堆積することを前提に造られており、ある程度たまった状態になることで流れを緩やかにしつつ、山際等を崩れにくくする効果がある。県のほうでも砂防施設の調査、長寿命化の計画を立てており、市内砂防施設は全て機能を果たし、現状で効果のないものはないと県より聞いているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、問題箇所がないことは理解したが、もしもの事態に備え、県との連携を強化し、事故、災害が生じないよう努められたいとの要望がなされました。 次に、教育費の審査に当たりまして、教育費中教育指導費に計上された学習活動推進事業について、委員からは、特色ある学校づくり及び地域と進める体験推進活動は、教員が主体となって取り組む学校が多いが、地域に任せられる部分は地域に委託することはできないのかとただされました。 理事者からは、これらの事業は学校で設立する研究会に委託しており、取組の中で地域の方にも携わっていただいているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、事業の実施に当たり、事前の打合せなど、かなり教員に負担がかかっている。地域で考えてもらったものに学校が取り組むなど、教員の働き方改革も含めて考えてほしいとの要望がなされました。 次に、同じく教育指導費に計上された学校適応支援事業について、委員からは、学校適応支援事業に計上されている訪問指導員やスクールソーシャルワーカー、不登校自立支援員などの報償費が予算額より大分少ないが、人数は不足していないのか、また不登校者は増えていないのかただされました。 理事者からは、昨年度は、
コロナ感染拡大に伴い休校期間があったために少なくなった。また、ここ5年ぐらいを見ると、不登校生は徐々に増えており、不登校の低年齢化が進んでいるとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、不登校児の保護者への対応についてただされました。 理事者からは、家庭への支援については、学校だけでは難しい部分もあることから、スクールソーシャルワーカー等だけではなく、子ども・子育て総合相談室と連携を取りながら支援をしているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、子供自身が学校に行く気になることが重要だと保護者が理解することが大切だと思うので、家庭と学校、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーが連携して対応してほしいとの要望がなされました。 次に、同じく教育指導費に計上された教育情報化推進事業について、委員からは、GIGAスクール構想における小・中学校の端末の配付状況と活用方法についてただされました。 理事者からは、全ての小・中学校の児童に端末を配備し、本年4月から本格的に運用を始めた。端末の活用例としては、音楽の授業で曲を聴いて感じたことについてイラストを使用してまとめたり、理科実験の様子を写真や動画を使用してまとめ、プレゼンテーションを行うなどしている。また、遠隔システムを利用し、他学校との交流なども行っているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、他自治体で起きた、端末を利用したSNSのなりすましによる誹謗中傷などの防止策についてただされました。 理事者からは、なりすましを防止するために、本市では一人一人パスワードの設定を行っているとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、コロナ禍の中で、家庭でのリモート授業など端末の利活用についてただされました。 理事者からは、9月から11月にかけて端末の家庭への持ち帰り実験を実施し、11月に課題を集約することになっており、教員の声を聞きながら、さらに研究をしていきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、この取組は非常に重要だと思うので、端末の有効活用をお願いしたいとの要望がなされました。 次に、同じく教育費中、中学校費、学校管理費に計上されたスクールランチ事業について、委員からは、コロナの影響等により休校になる場合のスクールランチ代の返金のルールについてただされました。 理事者からは、食材を注文する都合上、前日の正午以降に休校を決定した場合はスクールランチ代は返金とはならないが、前日の正午より前に休校を決定した場合は返金をさせていただくとの答弁がなされました。 これに対し、別の委員からは、災害や新型コロナウイルス感染症等の休校は保護者の責任ではないため、市が負担するという考え方に立っていくべきではないか、保護者の立場に立った対応をお願いしたいとの要望がなされました。 次に、歳入決算の審査に当たりまして、国庫補助金に計上された新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金について、委員からは、交付金の額はどのように決定されたのか、また様々なコロナ対策関連事業に充てられているが、必要な事業に適切に配分されたのかただされました。 理事者からは、臨時交付金については、各自治体の人口や財政力、当時の新型コロナウイルスの感染状況を基に国が算定し、提示した額である。内容としては、感染拡大の防止と感染拡大の影響を受けた地域経済や住民生活の支援として幅広く使える交付金であったため、全庁的にコロナ対策として必要な事業を拾い出し、計画書を作成し国に提出したところ、国が提示した額全額の交付決定を受けたものであるとの答弁がなされました。 続けて、委員からは、臨時交付金やその他の補助金も活用しながら切れ目のない事業が実施できたということだが、具体的にはどのように活用してきたのかただされました。 理事者からは、まず年度当初においては国からの臨時交付金はまだ示されていなかったものの、いち早く市独自でコロナ対策事業を実施するため、財政調整基金の取崩しと越前三国競艇企業団からの特別配分金を財源に、衛生用品購入費のほか、子育て世代や特別障害者への給付金、さらに事業者支援のための補助金等の専決予算を4月に計上した。その後、国からの臨時交付金の提示があったため、子育て世代や独り親家庭への臨時給付金、事業者支援の補助金の追加など臨時交付金を財源とした予算を計上し、財政調整基金の取崩しを一部減額するなどの予算措置を行った。5月以降も、臨時交付金やその他の補助金を十分に活用しながら、事業者支援や経済活性化等に係る予算を計上するなど、昨年度全16回の補正予算のうち14回にわたりコロナ対策関連の予算を計上し、適切な予算措置により切れ目のない事業が実施できたと考えているとの答弁がなされました。 以上、一般会計決算審査に当たり、特に論議のあった点について申し上げましたが、議案第53号につきましては、委員からは、北陸新幹線建設関連の事業費について、市民として新幹線に関する追加負担を求められることは到底納得できず、コロナ禍において急を要する必要な支援は多岐に存在している。市民があまり望まない事業を推し進め、市民の不便や負担が増大する方向の決算には賛同しかねることから認定に反対するとの討論がなされました。採決の結果、賛成多数をもってこれを認定すべきものと決しました。 次に、議案第54号令和2年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第55号令和2年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第56号令和2年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、以上3特別会計の決算につきまして審査の結果を御報告いたします。 本3案のうち、議案第54号
国民健康保険特別会計歳入歳出決算のうち国民健康保険特定保健指導事業に関し、委員からは、令和2年度の指導対象者は314人であり、指導実施割合はそのうちの28%とのことだが、指導できなかった方への対応についてどのように考えているのかただされました。 理事者からは、昨年はコロナ感染症の影響から訪問してもお会いできない方もいたため、電話等で確認させていただきながら細やかな指導につなげていったとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、コロナの影響が続く中、重症化予防についてどのように取り組んでいくのかただされました。 理事者からは、健康診査の受診結果を特定保健指導につなげるためにも、まずは健康診査の受診勧奨を辛抱強く行っていきたいとの答弁がなされました。 次に、国民健康保険税について、委員からは、令和2年度は税額の改定時期であり、平均7.8%の引上げが行われるが、国からの支出金が増えないのであれば、法定外繰入れを行い、税率の引上げを緩和することも検討してほしいとの要望がなされました。 理事者からは、一般会計からの法定外繰入れは被保険者ではない方への負担を求めることにつながるため、本市においては健全財政の維持に努めたいとの答弁がなされました。 次に、議案第55号
介護保険特別会計歳入歳出決算のうち地域支援事業費中包括的支援事業・任意事業費、包括的支援事業及び任意事業に計上された家族介護者交流事業委託料に関し、委員からは、家族介護者交流事業を事業所に委託するのではなく、各地区の自治振興会に取り組んでもらうほうが効果的ではないかとただされました。 理事者からは、事業所と地域とで取り組むものと考えている。地域での取組が実証されているところなどと相談をさせていただきながら、必要なことを進めていきたいとの答弁がなされました。 以上、3特別会計の決算審査に当たり、特に論議のあった点について申し上げましたが、本3案のうち議案第54号につきましては、委員からは、国民健康保険事業が県主体に広域化されたことにより、県から示された納付金に対して歳入が不足することから国民健康保険税を引き上げられており、国保加入世帯の生活をさらに苦しくしたことから認定に反対するとの討論がなされましたが、採決の結果、賛成多数をもって、議案第55号、議案第56号の2案につきましては全会一致をもって3案いずれもこれを認定すべきものと決しました。 以上、
決算特別委員会の審査の結果の御報告といたします。
○議長(川崎俊之君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可をいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 〔登壇〕 令和2年度一般会計決算に改めて反対する立場から討論を行います。さきの令和2年度決算委員会全体会で述べたことと同様であります。 北陸新幹線建設関連事業に関し、市の建設費負担において、今回、増嵩後7億円と3,000万円追加負担されるといいます。一方で、フォレストシティ&越前市版スマートシティの実現イメージを基に新幹線新駅周辺整備やまちづくりについての議論が進行してまいりました。 しかしながら、担当部署からの説明にもあったように、開通後現実的な問題として、並行在来線を含めたその先の収支見通しは依然厳しいままであります。特急存続は難しく、また近畿、中京圏などへのアクセスの便も悪くなります。こういった事実を直視しなければ、イメージとは大きなギャップを生じ、県外からの誘客は困難を極めます。 私たちは、福井県民、越前市民として、不便になる新幹線のために次々と追加負担を求められるのは到底納得できるはずもありません。 一方、今般のコロナ禍にあって、必要とされ急を要する支援事業は多岐にわたり存在し、生活困窮世帯はこの2年で著しく増加しております。町の商店はじめ、小規模零細事業所の多くは先が見通せておりません。さらに、多くの非正規雇用者の労働環境は悪化しております。まさに対策が急務でありますと述べました。 さきの県議会9月定例会で、日本共産党の佐藤正雄委員が開業後に想定される関連費用予算見積りをただしました。理事者側からの答弁では、指令新設に30億円ほど、車両基地新設に15億円ほどが必要とのことであります。今後も、このような関連予算の支出増大が見込まれております。 現在、ワクチン接種などによりコロナ禍が徐々に回復してきているとはいえ、基本的な状況はさほど変わっておりません。閉塞感が潜在化し、長期化した中にあり、私たち含め市民の多くの方は望んでおります。JR運賃が値上げされ、通勤、通学の負担増にならないこと、そして敦賀駅で乗換え等不便にならず、在来線特急の存続を。また、一刻も早く、以前のような普通の暮らしが送れ、なりわいが継続できること。要は、自分たちの納めた税金が生活関連など自分たちの願うことにこそ使われること。それによって、生活全般にわたり少しでも福祉や暮らし向きが向上する、そういうことを切に念願しています。 したがって、令和2年度において、私たち市民があまり望まない事業を推し進め、市民の不便や負担が増大する方向の決算には基本的に賛同いたしかねます。 以上のことを述べまして、私の令和2年度市一般会計決算の認定に反対する討論といたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 〔登壇〕 私は、日本共産党議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっておりますうち、議案第54号令和2年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論を行います。 平成18年から令和3年までの15年間だけを見ても、国民健康保険税が夫婦、子供2人の4人家族モデル世帯で年間13万円余りも高くなってきており、国保世帯の暮らしを大変厳しいものにしてきています。本令和2年度決算では、国民健康保険事業が県主体に広域化されたことによって、越前市が県から示された納付金に対して歳入が不足することから、国民健康保険税を平均で7.8%引き上げたことで、国保加入世帯の生活をさらに苦しくしてまいりました。 令和2年度の改定での国保税は、1人当たりに係る均等割額が4万1,700円から4万7,700円へと6,000円もの引上げとなりました。特に、収入に関わらない応益割としての1人当たりに係る均等割の引上げは、低所得者を直撃しています。夫婦と子供2人の4人家族ならば、子供は4,000円の引上げですから、均等割分だけでも年間2万円の増税になりました。 特に、均等割改定後の介護分を引いての3万6,700円は生まれたばかりの赤ちゃんにもかけられますから、少子化傾向にある今日においては、ますます子供を産めない、育てられない、そうした環境になってまいります。少子化を食い止めるために、18歳未満の被保険者の均等割を軽減している自治体や第3子以降の均等割をかけていない自治体も生まれています。 今後、国保の加入者は減少し、一方で1人当たりの医療費は増加していくという傾向が示されていますが、高齢者や低所得者世帯が多く加入している国保財政はますます厳しくなることが予想され、さらに一般会計からの法定外繰入れをしないということであれば、今後の国保財政状況によっては、改定に次ぐ改定で、際限なく保険税の引上げが行われていくことになります。 国民健康保険制度は相互扶助などではなく、社会保障としての皆保険制度であります。加入者のほとんどが低所得者のため、国保会計はもともと保険税負担で賄う制度設計にはなっていません。高過ぎて払えないという声が強まっており、平成30年度の滞納世帯は497世帯、滞納額が4億2,800万円という状況でしたが、2年度からの国保税の値上げによって、それまでは何とか納めてきた人も払えなくなる、また納められなかった人はますます払えなくなるという事態が生じてきたのではないでしょうか。 国保事業の安定的かつ継続的な実施のためとして低所得者や子育て世代の負担を増やす国保税の引上げでこの増収を図るのではなく、市は国に対して国庫負担分の増額を強く求めるとともに、来年度の改定時には1人当たりの平均税率は据え置くとのことでありますが、据置きにとどまらず、一般会計からの法定外繰入れや財政調整基金の活用などで市民の国保税負担の軽減を図ることを強く求めまして、本決算認定案に反対いたすものであります。
○議長(川崎俊之君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 ただいま議題となっておりますうち、まず議案第53号令和2年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本件については電子表決システムにより採決いたします。 事務局は電子表決システムの準備をお願いします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 本案については委員長の報告どおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを押してください。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君) 表決漏れなしと認め、表決を終了いたします。 事務局は集計作業をお願いします。 結果表示をお願いします。 賛成多数と認めます。 よって、議案第53号はこれを認定することに決しました。 次に、議案第54号令和2年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本件についても電子表決システムにより採決いたします。 事務局は電子表決システムの準備をお願いします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 本案については委員長の報告どおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを押してください。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君) 表決漏れなしと認め、表決を終了いたします。 事務局は集計作業をお願いします。 結果表示をお願いします。 賛成多数と認めます。 よって、議案第54号はこれを認定することに決しました。 次に、ただいま議題となっておりますうち、議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第55号、議案第56号の5案を一括して採決いたします。 本5案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。あわせて、令和2年度越前市
水道事業会計利益の処分及び令和2年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分について及び令和2年度越前市下水道事業特別会計利益の処分については原案可決であります。 委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君) 異議なしと認めます。 よって、議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第55号及び議案第56号の5案はいずれもこれを認定することに決し、あわせて議案第50号中の令和2年度越前市
水道事業会計利益の処分及び議案第51号中の令和2年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び議案第52号中の令和2年度越前市下水道事業特別会計利益の処分については
原案どおり可決されました。 暫時休憩します。 再開は11時10分といたします。 休憩 午前10時56分 再開 午前11時08分
○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 会議を続行いたします。 ================
△日程第10 議案第64号から議案第72号まで
○議長(川崎俊之君) 日程第10議案第64号令和3年度越前市
一般会計補正予算第6号から議案第72号
武生中央公園屋内催事場の
指定管理者の指定についてまでの9案を一括して議題といたします。 本9案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君) 山田市長。
◎市長(山田賢一君) 〔登壇〕 令和3年12月
越前市議会定例会の開会に当たりまして、冒頭御挨拶を申し上げます。 このたびの市長選挙におきまして多くの市民の皆様方の温かい御支援を賜り、新たに市政運営を担わせていただくことになりました。身に余る光栄と存じ、心より御礼を申し上げます。 歴史ある越前市政を担うことにつきまして、その責任の重さ、使命を強く感じているところでございます。これまで越前市が培ってまいりました歴史と伝統を礎に、さらなる市政発展のため、市民の皆様と対話し、その声をお聞きしながら誠心誠意取り組んでいきたいという決意でございます。 11月8日の初登庁から連日、各部局におきます課題あるいは施策等について協議を重ねてまいりました。各部局それぞれに難しい課題があり、それらを一つ一つ着実に解決していかなければなりません。 市役所の仕事の進め方につきましても、いま一度見直していく必要があると感じております。形式的な会議やその準備に時間をかけ過ぎず、活発に意見を交わす、実質的な議論をするように意思統一を図ったところであります。そして、市役所内の雰囲気をオープンで自由闊達な議論が交わされる、明るい市役所にしたい、職員の新しいことに挑戦する気持ちを大切にしたいと思っております。前例、慣例に過度にとらわれず、前向きに仕事をする。そのことが結果として市の発展、市民の幸せにつながっていくと考えています。 令和6年春開業予定の北陸新幹線は、新時代のスタートであります。越前市は、古い歴史とともに多くの宝を持っています。歴史、文化、伝統工芸、食などの宝を磨き、その魅力を日本中に、世界に発信してまいります。そして、越前市をもっと輝かせ、住んでいる人が誇りを持ち、住み続けたい、帰ってきたい、行ってみたいと思える町にしたいと考えております。 越前市の新時代を夢と希望にあふれるものにする、その先頭に立つことを決意し、職員と一体となって真剣に知恵を絞り、本気でやり遂げる姿勢を目指してまいりますので、議員各位の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。 それでは、市政運営の所信の一端を申し上げますとともに、12月補正予算案をはじめ各種案件の御審議を賜りたく、当面する市政の諸課題について御説明を申し上げます。 まず、防災危機管理について申し上げます。 災害対策はもとより感染症対策などの危機管理体制を強化するため、今月15日付で総務部に
危機管理幹を配置いたしました。様々な危機事象に関する情報の一元化や危機対策の総合的な調整を図り、市民の安全・安心を守るため、最初動の強化と迅速な情報発信を行ってまいります。 原子力災害への対応につきましては、10月29日、30日に関西電力美浜発電所での災害を想定した県原子力総合防災訓練が実施されました。訓練では、外国人市民を対象とした県の広域避難訓練が初めて行われました。また、訓練に併せて、市独自で作成いたしました4か国語に多言語化した原子力防災のしおりを参加者に配布し、原子力災害に対する外国人市民の意識啓発を図りました。 新型コロナウイルス感染症につきましては、9月30日をもって全ての都道府県で緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が解除されました。本県におきましても、10月14日をもって県感染拡大警報が解除され、3月29日以来200日ぶりに発令がない状況となりました。本市の新規感染者数も10月は2人、11月は25日現在でゼロ人と落ち着いています。しかし、海外では再び拡大に転じた国もあります。新型コロナウイルス感染症が収束するまで、市内外の状況を注視し、県との連携を強化しながら感染防止対策を徹底してまいります。早速、県の担当部局と綿密な連携について確認をしたところでございます。 新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、現時点で対象市民の85%を超える方が2回接種を完了しております。最終接種率を9割と見込みまして、そのための所要額を12月補正予算案に計上し、接種を希望する市民全員が接種できる体制を確保してまいります。また、3回目接種につきましては、国の方針に基づき、12月から医療従事者、高齢者などから順次3回目接種を実施できるように準備を進めているところでございます。3回目接種に係る所要額につきましても、12月補正予算案に計上いたしました。今後も、県や武生医師会等と連携し、円滑なワクチン接種に取り組んでまいります。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策につきましては、消費の急激な落ち込みを改善するために、10月1日からスタートいたしました市内の小規模店で利用できる電子クーポンえちぜんし割を発行し、11月18日現在で2万4,636人が使用され、約4,900万円を超える消費効果が生まれております。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた市内中小事業者を支援する市コロナに負けない事業所等応援事業につきましては、11月18日現在で570社からの申請があり、5,563万5,000円を交付したところでございます。 新型コロナウイルス感染拡大による需要減、米余りによる2年連続の米価下落の影響により、農業者の収入減少が避けられない状況になっております。そこで、農業者の経営安定を図るとともに、未加入者に対しては保険加入を促進するため、農業者が加入する収入保険の保険料について、県農業共済組合への一部補助に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 令和6年の春、北陸新幹線は敦賀まで開通し、越前たけふ駅が開業いたします。建築工事が8割まで進捗した駅舎では足場が外され、コウノトリが大空に羽ばたくイメージが感じ取れるようになっております。開業に向けての早急な対応に向けまして、今月15日付で3つのプロジェクトチームを設けました。直ちに実行すべきことに着手すると同時に、それぞれの戦略を検討するためのたたき台、これを提案するように指示したところです。 1つ目は、地域ブランディングプロジェクトチームです。 越前市の歴史、文化、伝統工芸、食などの宝をどのように選び出し、どのように磨き上げ、どのように日本中、世界の人々に伝えていくのか、越前市を地域ブランドとして確立するための戦略が重要であります。市役所、市の政策、市職員の発信もまた、越前市のブランド化にとって必要なことであると考えております。 2つ目は誘客促進プロジェクトチームであります。 越前たけふ駅の開業は、それだけでお客さんが駅に降り立つことを約束するものではありません。降りてもらうために何をするべきか、その戦略を考えるのがこのチームであります。ブランディングチームと連携しながら、顧客に直接働きかけて誘客促進を図らなければいけません。県、ほかの市町、特に丹南地域の市町、県の観光連盟や市の観光協会などと連携し、民間企業との協働も行いながら誘客促進に取り組んでまいります。 3つ目は新駅周辺整備プロジェクトチームであります。 新駅周辺の整備につきましては、新幹線の開業効果が市全体に波及していくように、JR武生駅周辺の中心市街地など、全体と関連づけながら考えていく必要があります。部局横断の体制で着実にかつ早期に推進してまいります。 3つのプロジェクトチームの成果を来年度の予算、組織につなげていきたいと考えております。 次に、新幹線開業に関連する事業について御説明を申し上げます。 新幹線開業2年前の節目に合わせまして、機運醸成を図るため、来年1月下旬から3月下旬までの間、市内で食事や伝統工芸の体験によりまして抽せんで賞品がもらえるキャンペーンを実施いたします。また、3月下旬には武生中央公園のまさかりどんの館で、駅弁などの食の販売や地域の伝統工芸品の体験コーナー、北陸新幹線のPRなどを行う北陸新幹線沿線グルメフェアを併せて実施いたします。12月補正予算案にこれら事業についての所要額を計上をいたしました。 また、新幹線駅からの二次交通につきまして、利用者の需要に応じた効率的で効果的な方策を講じるための調査、誘客促進につなげるための新幹線に対する期待やニーズに関する調査を実施することといたしまして、12月補正予算案に所要額を計上いたしました。 並行在来線につきましては、10月26日に開催されました並行在来線対策協議会におきまして、令和5年度末に開業いたします並行在来線に関する経営、運行の基本事項をまとめました県並行在来線経営計画が策定され、並行在来線準備会社に本計画を引き継ぎました。 新幹線駅に併設されます道の駅越前たけふについてでございます。 10月27日に開催いたしました産業振興施設
指定管理者選定委員会の結果を踏まえ、11月10日から30日までの期間で
指定管理者の募集を開始いたしました。来年1月に開催を予定しております次回の当該委員会におきまして、
指定管理者の候補者を選定してまいります。北陸新幹線、北陸自動車道、国道8号などの複合的な交通媒体によります誘客が重要と考えております。 次に、新幹線駅周辺の官民連携プロジェクト事業についてであります。 全地権者の皆様を対象に、事業に関する考え方の説明と土地利用意向の確認を行うために、11月16日から各戸訪問を開始いたしたところです。 年内には全ての地権者の皆様にお会いし、土地利用の意向を伺い、パートナー企業であります戸田建設株式会社との連携をベースに、今後の個々の企業の進出意向の動向を十分に把握してまいります。その上で、北陸新幹線越前たけふ駅周辺まちづくり協議会などの御意見もいただきながら、地権者や地元の関係団体等に説明、協議などを行い、スケジュール感を持って着実に事業が進捗するように努力してまいります。 11月9日、沿線10都府県で組織いたします北陸新幹線建設促進同盟会の総会が開催され、本県の杉本知事が会長に就任されました。本市にとりましても、新幹線の効果を本来の目的どおりに発現させる上で、一日も早い大阪までの全線開業が極めて重要であります。杉本知事のリーダーシップに期待し、私も全力で頑張る所存です。 次に、福井鉄道福武線についてであります。 利用促進を目的とした第10回ふくぶせんフェスタin北府駅が10月31日に開催され、御家族連れの方が多く訪れました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、利用者数の回復が鈍化しております。経営が厳しい状況であることから、福武線の安定運行を目的として、沿線3市によります車両検査と修繕の費用に対する補助を行うこととし、12月補正予算案に所要額を計上いたしました。越前武生駅につきましては、新たな駅名に関する投票が10月16日から11月30日まで行われ、12月下旬には発表される予定と聞いております。 次に、福祉について申し上げます。 人生100年時代、どの世代も、どのような環境、境遇にあっても健康で幸せに生きることができる越前市を目指したいと考えております。そのための健康づくり、福祉の充実に関する諸施策を講じてまいる所存であります。 本市では、県や国と比べて糖尿病疾患患者が多く、高額な医療につながりやすい糖尿病を含めた生活習慣病の早期発見、早期治療はもとより、発症予防が重要であると考えます。2025年の団塊の世代が後期高齢者になる時期を見据え、現役世代、前期高齢者世代、後期高齢者世代、それぞれの世代に応じた対策を講じ、健康な生活を継続して送ることができるようターゲットを絞った生活習慣病対策を行ってまいります。 11月18日には、現役世代の取組として、市内大手企業3社と健康に関する初の会合を開催いたしました。企業の課題や対策を共有、知見を相互交換し、よい事例は武生商工会議所等を通じてほかの事業所へも水平展開を図っていきたいと考えております。そのことによりまして、市内の事業所の健康経営を推進してまいります。 高齢者福祉につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で活動が制限されたことに伴い、高齢者のフレイルの進行が懸念されます。フレイルチェックの実施や心身の変化への気づきを促し実態を把握する中で、町内単位の歩いて通える身近な場所において住民主体で開催されるいきいきふれあいのつどいなどを通じまして、フレイル予防を講じてまいります。また、身近な相談窓口として、本年度、日常生活圏域6か所に設置された地域包括支援センター職員と連携いたしまして、引き続き介護予防に取り組んでまいります。 国民健康保険につきましては、本年度は税率等の見直しの年であります。県の国保運営方針に基づきまして、被保険者の急激な負担増とならないよう適正な税率改定に向けた準備を進めています。引き続き、収納率の向上や保健事業の推進によります医療費の抑制に努め、基金も活用し、国保財政の安定化を図ってまいります。 次に、子育て、教育の振興について申し上げます。 武生西小学校区にある公立の上太田保育園、なかよし保育園、武生西幼稚園の3園では、医療的ケアを要する子供の受入れ、多文化共生保育の推進、小学校との連携に取り組んでまいりました。このたび老朽化が進む3園を集約することによりまして、教育、保育を一体的に提供する認定こども園へ移行いたします。整備に当たっては、市民ニーズへの対応及び市全体の就学前教育、保育の向上を地域とともに推進し、公私立園を牽引する拠点となる公立認定こども園を目指します。令和5年4月の開園に向けまして、12月補正予算案に建設工事費に係る所要額を前倒しで計上し、令和4年度までの継続費といたします。 学校施設の整備につきましては、9月に武生第二中学校グラウンドの大規模改修、10月に北日野小学校屋内運動場の大規模改修が完了いたしました。現在、武生第一中学校、武生第三中学校、南越中学校のトイレについて、洋式化、乾式化する工事を行っており、12月中旬に完成予定であります。 読書活動の推進につきましては、全ての子供があらゆる機会と場所において自主的に読書活動を行うことができる環境づくりを目標に、家庭、地域、学校、図書館などがそれぞれの場所で読書活動を推進するため、市子ども読書活動推進計画の改定案がまとめられたところであります。改定案につきましては、今議会で御意見をいただくとともに、パブリックコメントを実施し、市民の皆様の御意見等を反映した上で、本年度末の改定を行ってまいります。 また、現在、中央図書館では市が所蔵する貴重資料を公開し、かわりゆく鉄道~明治から昭和にかけての武生の駅~をテーマに、市内を走る鉄道の変遷を紹介しております。 文化の振興につきましては、地域に残る歴史文化の継承を図り、市民の文化芸術への関心を高める機会を提供することが必要です。今月28日まで、武生公会堂記念館におきまして、特別展、観音の霊地 帆山寺の至宝を開催しております。寺外初公開となります秘仏千手観音菩薩立像をはじめとする貴重な作品によりまして、帆山寺の歴史を紹介する展示を行っております。また、冬季には、館蔵品展、地図・古写真でみる越前市の街並み 武生編を来月1月28日から開催し、武生の変わりゆく風景、今なお残る歴史的町並みを絵図や写真により紹介をいたします。 男女共同参画につきましては、男女が互いに優れた個性を認め合い、その能力を最大限に発揮することができる社会を目指して、取組を進めてまいります。第2次越前市男女共同参画プラン改定案につきましては、今議会で御意見をいただくとともに、パブリックコメントを実施し、市民の皆様の御意見を反映した上で、本年度末の改定を行ってまいります。 次に、経済、産業について申し上げます。 市内の経済情勢につきましては、5月に武生商工会議所と越前市商工会が実施いたしました新型コロナウイルス感染拡大の影響調査によりますと、8割以上の事業所がマイナスの影響を受けたり、あるいは今後の影響を見込んでいるとしておりました。 商工団体の部会との意見交換あるいは企業訪問では、飲食業やサービス業、繊維業などにおいては、引き続き厳しい状況にあります。その他の製造業については、新型コロナ流行の第6波のおそれ、あるいは部品調達への影響、原材料費の高騰など課題はありますが、全体としては回復傾向にあると聞いております。こうした状況を受けまして、ウイズコロナ、アフターコロナを見据えまして、商工団体をはじめ伴走支援機関と連携し、個人消費の拡大と事業所の前向きな取組、これを支援してまいりたいと考えております。 なお、国が11月19日閣議決定をいたしましたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策に関連する今後の本市の予算案の計上につきましては、その裏づけとなります国の補正予算の内容の情報収集に努め、速やかに適切な対応を図ってまいります。 次に、中心市街地の活性について申し上げます。 市中心市街地活性化プランにつきましては、ウォーカブルな(歩きたくなる)まちづくりをテーマに、中心市街地の回遊人口を増やすためのまちづくりを推進することなどにより、住む人も訪れる人も楽しい町となるよう取り組んでまいります。本年度末のプランの策定に向けまして、今議会に案をお示しし御意見をいただくとともに、12月からパブリックコメントを行い、市民の皆様の御意見等を反映してまいります。 町なかでの新規開業店舗が増加し、本年度もまちなか出店・改装促進支援制度を利用した新規開業や改装を検討する既存店舗が増えております。このため、改装等の支援に係る所要額、これを12月補正予算案に計上いたしました。 2021たけふ菊人形につきましては、10月8日から11月7日までの31日間、開催をいたしました。期間中の10月15日、新型コロナウイルス感染症の県感染拡大警報が解除されましたし、比較的好天にも恵まれましたので、約16万人の来場者を迎えました。 武生中央公園と隣接いたします武生郵便局南側の市有地につきましては、11月22日に総合評価落札方式により審査いたしました結果、株式会社北信リースを買受事業者候補者に選定いたしました。提案内容を基に引き続き候補者と協議を進め、武生中央公園のさらなるにぎわい創出につなげてまいります。 環境に関する取組について申し上げます。 本市といたしましても、脱炭素社会の実現に向けた取組を着実に進める必要があると考えております。市環境基本計画におきましては、市の二酸化炭素排出削減目標の設定、北陸新幹線駅周辺におけるRE100エリアの検討、2030年までに設置可能な公共施設の50%に太陽光発電設備を導入することなどを市環境審議会において議論いただきました。今議会に案をお示しし御意見をいただくとともに、12月からパブリックコメントを実施し、市民の皆様の御意見等を反映した上で、本年度末の改定を行ってまいります。 また、獣害への対応でございます。農業、農村を維持する上で極めて重要な課題と考えております。7月から、越前たけふ農業公社から市獣害防止対策ネットワークに変更いたしまして、これまでの公社の職員を新たにネットワークの職員に採用いたしました。来年春には事務所を越前たけふ農業公社から春駒に移転することから、その所要額を12月補正予算案に計上いたしております。 次に、インフラ関係について申し上げます。 服部川河川改修事業につきましては、県が8月5日に工事請負契約を締結し、鞍谷川合流点の上流部左岸側において護岸工事に着手したところであります。また、西庄境町、東庄境町においても、10月に地元説明会を開催し河川改修の同意を得たことから、今後、県において家屋調査、丈量測量に着手する予定であり、治水対策が着実に進捗しております。 市内の道路施設についてであります。 建設から長期間が経過し老朽化が進み、3年ぶりの大雪による道路損傷箇所が多いことから、安全・安心な道路交通を確保するために、追加的に行う道路維持改修工事に係る所要額を12月補正予算案に計上をいたしました。 除雪機械の賃貸借についてでございます。 これまでも、除雪機械等の市内除雪委託業者への無償貸出しを実施し、除雪力の向上を図ってまいりました。今回、冬期間限定のレンタル契約期間が満了した9台につきまして、異常気象による自然災害や地震などに備えるために、除雪機械の冬期間以外における利活用、これができるようにしようということを目的といたしまして、通年型のリース方式に契約形態を変更いたしました。これを従来どおり除雪の委託業者に貸し出すことといたしました。このリースに伴う賃貸借料につきましては、移行後もこれまでとほぼ同額となる見込みであります。債務負担行為に関わる所要額を12月の補正予算案に計上をいたしました。 水道事業につきましては、市水道施設更新計画に基づき漏水防止による有収率の向上、耐震化の促進を図るために、漏水の多発している老朽管につきまして、内部留保資金を活用して、計画を前倒しして更新を行うことといたしました。建設改良費に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 下水道事業につきましては、南越清掃組合のし尿、浄化槽汚泥と家久浄化センターの汚泥処理の共同化に向けまして、南越清掃組合敷地内に建設する汚泥前処理施設について、9月30日に日本下水道事業団と建設工事に係る協定を締結し、家久浄化センター内に建設する機械濃縮施設と併せ、来年2月の工事着手を目指してまいります。なお、建設工事の進捗状況、建設予定地周辺での環境モニタリング調査の結果につきましては、地元住民に対し適宜丁寧に説明をしてまいります。 公共下水道施設及び農林業集落排水施設の維持管理業務の包括委託につきましては、本年度が委託契約期間の最終年度でありますので、年内に次の5年間の包括委託業者を選定してまいります。 次に、行政のデジタル化、いわゆる自治体DXの推進について申し上げます。 自治体DX推進計画の重点取組事項であります子育てや介護などの27の手続につきまして、9月から県内初となるマイナポータルでの運用を開始し、住民サービスの向上を図りました。また、災害時におきます行政機能の維持あるいは多様な働き方改革への対応のために総務省が実施する自治体テレワーク実証実験に参加いたしまして、全職員を対象といたしましたテレワーク体験を始めてまいります。さらに、事務の効率化のために、12月からAI、いわゆる人工知能及びRPA、これは定型作業の自動化を指しますが、こうしたものを利用した業務の自動化を試行してまいります。 高齢者などデジタルの活用に困難を感じられる方への配慮あるいは対応として、丹南ケーブルテレビ株式会社と共に総務省の利用者向けデジタル活用支援推進事業の採択を受けまして、高齢者を対象としたスマホ教室を12月までに公民館11か所で、延べ28回開催する予定であります。11月18日までに延べ148人が受講をしております。今後とも、誰一人取り残さないデジタル社会の実現を目指しまして取り組んでまいります。 令和4年の成人式につきましては、21世紀しか勝たん!~感謝・希望・笑顔 密です~をテーマに、来年1月9日に市文化センター大ホールで開催をいたします。新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、昨年度同様、参加者を出身小学校により2つのグループに分けまして、30分に短縮した式典を2回開催することといたしました。また、参加できない新成人のため式典をライブ配信したり、外国籍の方にも参加していただけるよう案内状や当日のステージの様子を翻訳するなど、全ての新成人へお祝いと励ましの気持ちを届けられるようにしっかり準備を進めてまいります。 最後に、行財政運営について申し上げます。 市税につきましては、新型コロナウイルス感染症及び法人市民税の税率改正の影響を見込んでおりましたけれども、一部大手企業の業績が堅調で法人市民税が上振れしたこと、固定資産税に係る新築家屋の建築数が引き続き好調であること、個人住民税につきましても新型コロナウイルス感染症による所得減の影響が予定よりも少なかったことから、9億5,000万円の増額を12月補正予算案に計上いたしました。 ふるさと納税につきましては、11月21日現在の寄附額が2億4,800万円余りと昨年同期比152%となっております。本年度の寄附目標額であります5億円を大きく上回る見込みであります。目標額を7億円に引き上げ、これに伴います返礼品等の増額分に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 なお、本市の財政状況あるいは課題につきまして、これを客観的に診断、評価することが今後の持続可能な市政運営、市民サービスにとって重要であります。年内の早い時期に地方財政の専門家の御意見をお聞きする機会を設けまして、必要な対応策、改善策等の研究、検討に着手したいと考えております。 市政運営の基本方向についてでございます。 今後、中・長期的な視野を持って、現行の基本構想をはじめ各種計画の見直しを検討したいと考えております。3月議会にはその方針を明らかにいたします。 また、公約にお示しいたしました政策につきましても、各部局における議論をベースにいたしまして、識者の意見、市民の皆様、議会の御意見を賜りながら、令和4年度予算の編成過程、組織、機構の見直しの中で具体的な内容を定めていく考えであります。12月補正予算案には、そのための調査あるいは情報収集のための所要額を計上させていただいているところでございます。 以上、当面する市政の諸課題及び予算案の概要について述べさせていただきました。 議会と市長との関係は、よく車の両輪に例えられます。それぞれ独立した市民の負託を受けた機関として、対等な立場で政策の議論を重ねながら、市民のためによりよい市政の実現を目指していきたいと考えております。 越前市議会議員の皆様と共に、この越前市においてモデルケースとなるような新しい自治体民主主義、その姿を示したい、そのように考えております。それが越前市の発展と市民の幸せにつながるというふうに思っております。何とぞ議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力をどうぞよろしくお願いいたします。 なお、議案第64号から議案第72号までの提案理由につきましては、関係部長より御説明を申し上げます。どうもありがとうございました。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君)
小泉企画部長。
◎企画部長(小泉陽一君) 〔登壇〕 それでは、今回提案いたしました議案第64号から議案第70号までの補正予算案の概要につきまして御説明申し上げます。 まず、議案第64号
一般会計補正予算第6号につきましては、令和6年春の北陸新幹線越前たけふ駅開業に向けた機運醸成、越前たけふ駅の二次交通や誘客促進に向けた調査に係る経費のほか、新公立認定こども園整備費などに必要額を計上するとともに、ふるさと納税増収見込みによる返礼品等の事業費の増額や堅調な企業業績を反映した市税収入によるさらなる財政基盤強化のため、財政調整基金事業に基金積立金を計上いたしました。 また、
新型コロナウイルス対策費としましては、
公共交通対策事業や新型コロナウイルスワクチン接種事業、農業者の収入保険加入推進事業に必要額を計上し、補正額を19億8,307万3,000円とし、補正後の予算総額を381億2,405万9,000円にいたそうとするものであります。 歳出予算の主な内容でありますが、議会費では職員人件費の更正により96万7,000円を計上し、総務費では早期退職などによる職員人件費や財政調整基金事業に所要額を計上したほか、市政情報調査事業やふるさと納税推進事業、
公共交通対策事業などに8億3,473万1,000円を計上いたしました。 民生費では障害福祉サービス事業や新公立認定こども園整備事業などに8億9,213万4,000円を計上し、衛生費では新型コロナウイルスワクチン接種事業などに所要額を計上する一方、南越清掃組合分担金の減額などにより、1億5,786万3,000円を計上いたしました。 労働費では職員人件費の更正により22万7,000円を計上し、
農林水産業費では収入保険加入推進事業や農作物鳥獣害防止対策推進事業などに1,457万3,000円を計上し、商工費では北陸新幹線開業機運醸成事業などに2,964万3,000円を計上いたしました。 土木費では、単独道路維持改修事業や北陸新幹線南越駅周辺整備事業などに1,520万2,000円を計上いたしました。 教育費では、小学校管理事業や小学校施設営繕事業などに1,993万4,000円を計上いたしました。 災害復旧費では林業施設災害復旧事業に300万円を計上し、諸支出金では下水道事業会計事業などに1,479万9,000円を計上いたしました。 これらの財源といたしましては、市税9億5,000万円、国庫支出金3億6,131万8,000円、県支出金1億131万2,000円、寄附金2億140万円、市債2億8,190万円などを計上いたしました。 引き続き、各特別会計補正予算案の主な内容につきまして御説明申し上げます。 議案第65号
国民健康保険特別会計補正予算第2号につきましては、事業勘定において職員人件費や過年度保険給付費等交付金返還金などに1億1,234万4,000円を計上し、補正後の予算総額を81億2,912万2,000円とし、その財源として繰越金などを計上いたしました。 次に、議案第66号
介護保険特別会計補正予算第1号につきましては、過年度介護給付費国庫負担金等返還金などに1億987万5,000円を計上し、補正後の予算総額を81億9,185万9,000円とし、その財源として国庫支出金や県支出金、繰越金などを計上いたしました。 次に、議案第67号
後期高齢者医療特別会計補正予算第1号につきましては、保険料還付金などに所要額を計上する一方、職員人件費の更正減により60万2,000円を減額し、補正後の予算総額を11億4,273万9,000円とし、その財源として一般会計繰入金や繰越金などを計上いたしました。 次に、議案第68号
水道事業会計補正予算第2号につきましては、収益的支出では職員人件費の更正により123万1,000円を計上し、補正後の予算総額を19億7,895万円とし、資本的支出では建設改良事業などに1億47万円を計上し、補正後の予算総額を7億8,458万4,000円といたしました。 次に、議案第69号
工業用水道事業会計補正予算第1号につきましては、収益的支出において職員人件費の更正により33万5,000円を計上し、補正後の予算総額を8,087万6,000円とし、資本的支出では職員人件費の更正減により2万5,000円を減額し、補正後の予算総額を2億8,820万6,000円といたしました。 最後に、議案第70号
下水道事業会計補正予算第1号につきましては、収益的支出では職員人件費の更正や下水道接続奨励金に1,343万8,000円を計上し、補正後の予算総額を25億9,978万7,000円とし、資本的支出では職員人件費の更正により146万6,000円を計上し、補正後の予算総額を28億9,161万3,000円といたしました。 以上、補正予算案の概要について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 〔登壇〕 続きまして、議案第71号越前市
国民健康保険条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、産科医療補償制度の見直しにより、出産育児一時金の支給額に加算される額が4,000円減額されることから、健康保険法施行令の改正に合わせ、出産育児一時金の支給額を4,000円増加することにより、これまで同様の支給総額42万円を維持するため、越前市
国民健康保険条例の一部を改正いたそうとするものでございます。 なお、附則において、施行日等を規定いたしております。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(川崎俊之君)
奥山産業環境部長。
◎
産業環境部長(奥山茂夫君) 〔登壇〕 続きまして、議案第72号
武生中央公園屋内催事場の
指定管理者の指定について提案理由を御説明申し上げます。 本案は
武生中央公園屋内催事場につきまして、令和4年度以降
指定管理者制度において管理することから、同施設の
指定管理者の候補者を選定いたしましたので、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 なお、本年度においては、市直営で施設管理を行っています。 その選定に当たりましては、令和3年9月10日に開催した産業振興施設
指定管理者選定委員会の結果を踏まえ、越前市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定による募集を9月15日から10月15日まで行い、10月27日に開催した当該委員会の結果を踏まえ、同条例第4条の規定によりカワイ・山崎屋共同事業体を
指定管理者の候補者として選定いたしました。 なお、
指定管理者の指定期間は令和4年4月1日から令和6年3月31日までとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川崎俊之君) 以上をもって議案第64号から議案第72号までの提案理由の説明を終了いたします。 ================
○議長(川崎俊之君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は12月1日午前10時から再開いたします。 散会 午前11時58分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│ 諸 会 議 等 報 告 書
││ ││ 令和3年9月
越前市議会定例会後に開催された議長会関係の諸会議等については、次 ││ のとおりである。 ││ 第1 議長会関係の諸会議について ││ 1 令和3年度福井県市町議会議員合同研修会 ││ 令和3年10月25日(月)鯖江市において開催された。 ││ (研修事項) 講 演 演題 「議会BCPとコロナ禍における議会の役
││ 割」
││ 講師 跡見学園女子大学観光コミュニティ学部
││ コミュニケーションデザイン学科教授
││ 鍵屋 一 氏
││ 演題 「衆院選挙と今後の政局展望」
││ 講師 NHK放送文化研究所研究主幹
││ 島田 敏男 氏 ││ 2 福井県市議会議長会重要要望活動 ││ 令和3年10月26日(火)福井市において開催された。 ││ 3 令和3年度丹南地区市町議会議長会議員研修会 ││ 令和3年10月29日(金)鯖江市において開催された。 ││ (研修事項) 講 演 演題 「アフターコロナの正しい地方活性化のあり
││ 方」
││ 講師 慶應義塾大学大学院教授 岸 博幸 氏 ││ 4 福井県市議会議長会事務局長会 ││ 令和3年11月2日(火)付 書面により開催された。 ││ (協議事項) ││ (1) 福井県市議会議長会令和4年2月定期総会の日程について ││ (2) 令和4年度全国・北信越市議会議長会負担金について ││ (3) 令和4年度福井県市議会議長会負担金(案)について ││ (4) 令和4年度福井県市議会議長会事業計画(案)及び歳入歳出予算 ││ (案)について ││ (5) 令和4年度全国・北信越・福井県市議会議長会等役職の割り振りにつ ││ いて ││ (6) 各種議長会関係の今後の日程について ││ 5 令和3年度福井県市議会議長会議員研修会 ││ 令和3年11月16日(火) オンラインにより開催された。 ││ (研修事項) 講 演 演題 「新型コロナウイルス感染対策の観点を踏ま
││ えた今後の議会運営のあり方」
││ 講師 株式会社地方議会総合研究所代表取締役
││ 明治大学政治経済学部講師・明治大学公共政
││ 策大学院講師
││ 元全国市議会議長会法制参事
││ 廣瀬 和彦 氏 ││ 第2 議会関係の諸会議について ││ 9月27日(月)~28日(火) ││
決算特別委員会教育厚生分科会 ││ (審査事項) 令和2年度各会計決算認定議案審査 ││ 9月29日(水) ││ 南越消防・清掃組合議会代表者会議 ││ (協議事項) ││ 1 議席の指定及び自己紹介について ││ 2 議長の選挙について ││ 3 議員選出監査委員の選任について ││ 4 会議及び審議案件について ││ 5 その他について ││ 南越消防組合議会議員協議会 ││ (協議事項) ││ 1 議事日程について ││ 2 南越消防組合議会会議規則の一部改正について ││ 令和3年9月南越消防組合議会定例会 ││ (議決等事項) ││ 1 議長の選挙 ││ 2 議席の一部変更について ││ 3 議席の指定 ││ 4
会議録署名議員の指名 ││ 5 会期の決定 ││ 6 南越消防組合議会会議規則の一部改正について ││ 7 令和3年度南越消防組合
一般会計補正予算(第1号) ││ 8 令和2年度南越消防組合一般会計決算認定について ││ 9 財産の取得について ││ 10 監査委員の選任につき同意を求めることについて ││ 11 一般質問 ││ 南越清掃組合議会議員協議会 ││ (協議事項) ││ 1 南越清掃組合議会会議規則の一部改正について ││ 2 議席の変更について ││ 令和3年9月南越清掃組合議会定例会 ││ (議決等事項) ││ 1 議席の一部変更について ││ 2 議席の指定 ││ 3
会議録署名議員の指名 ││ 4 会期の決定 ││ 5 南越清掃組合議会会議規則の一部改正について ││ 6 令和2年度南越清掃組合一般会計決算認定について ││ 7 一般質問 ││ 9月30日(木) ││ 令和3年第2回越前三国競艇企業団議会定例会事前説明会(坂井市) ││ (説明事項) ││ 1 令和2年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計予算の弾 ││ 力条項の適用について ││ 2 令和2年度越前三国競艇企業団資金不足比率の報告について ││ 3 令和2年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計決算の認 ││ 定について ││ 4 令和2年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計未処分利 ││ 益剰余金の処分について ││ 5 令和3年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計補正予算 ││ (第1号) ││ 6 越前三国競艇企業団職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する ││ 条例について ││ 7 その他 ││ 令和3年第2回越前三国競艇企業団議会定例会(坂井市) ││ (議決等事項) ││ 1 議席の指定 ││ 2
会議録署名議員の指名 ││ 3 会期の決定 ││ 4 令和2年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計予算の弾 ││ 力条項の適用について ││ 5 令和2年度越前三国競艇企業団資金不足比率の報告について ││ 6 令和2年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計決算の認 ││ 定について ││ 7 令和2年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計未処分利 ││ 益剰余金の処分について ││ 8 令和3年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計補正予算 ││ (第1号) ││ 9 越前三国競艇企業団職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する ││ 条例について ││ 10 一般質問 ││ 10月 4 日(月) ││
決算特別委員会産業建設分科会 ││ (審査事項) 令和2年度各会計決算認定議案審査 ││ 10月 5 日(火) ││ 市民と議会との語る会 ││ (教育厚生委員会、越前市民生委員児童委員協議会連合会) ││ 10月 6 日(水) ││
決算特別委員会総務分科会 ││ (審査事項) 令和2年度各会計決算認定議案審査 ││ 10月18日(月) ││ オンライン意見交換会 ││ (議会活性化特別委員会、京都府宇治市議会議会改革に関する小委員会) ││ 議会活性化特別委員会 ││ (協議事項) ││ 1 議員報酬と議員定数に関する議会活性化特別委員会の意見まとめにつ ││ いて ││ 2 欠席または出席停止議員の報酬または手当の削減について ││ 3
議会運営委員会との合同による行政視察(オンライン)について ││ 4 その他 ││ 10月25日(月) ││
議会運営委員会 ││ (協議事項) 12月定例会について ││ 10月27日(水) ││ 市民と議会との語る会(大虫・吉野) ││ 10月28日(木) ││ 市民と議会との語る会(服間・岡本・南中山) ││ 11月 1 日(月) ││ 越前市自治連合会と越前市議会との意見交換会 ││ (協議事項) ││ 1 自治振興会の現状について ││ (1) 各地区の地域自治振興事業(令和2年度決算の状況等) ││ 2 全般的な意見交換 ││ 11月 4 日(木) ││ 市民と議会との語る会(南・東・西) ││ 11月 5 日(金) ││ 令和3年第2回定例福井県市町総合事務組合議会(福井市) ││ (議決等事項) ││ 1
会議録署名議員の指名について ││ 2 会期の決定について ││ 3 令和2年度福井県市町総合事務組合
一般会計歳入歳出決算の認定につ ││ いて ││ 4 令和2年度福井県市町総合事務組合交通災害共済事業特別会計歳入歳 ││ 出決算の認定について ││ 5 福井県市町総合事務組合退職手当支給条例等の一部改正について ││ 第51回福井県自治会館組合議会定例会(福井市) ││ (議決等事項) ││ 1 議長の選挙 ││ 2 議席の指定 ││ 3
会議録署名議員の指名 ││ 4 会期の決定 ││ 5 副議長の選挙 ││ 6 令和2年度福井県自治会館組合
一般会計歳入歳出決算の認定について ││ 7 監査委員の選任について ││ 令和3年第2回福井県後期高齢者医療広域連合議会全員協議会(福井市) ││ (協議事項) ││ 1 本会議議事日程について ││ 2 会議予定について ││ 3 議席の指定について ││ 4
会議録署名議員の指名について ││ 5 議長選挙について ││ 6 副議長選挙について ││ 7 福井県後期高齢者医療広域連合監査委員の選任につき議会の同意を求 ││ めることについて ││ 8 令和2年度福井県後期高齢者医療広域連合一般会計・特別会計歳入歳 ││ 出決算の認定について ││ 9 令和3年度福井県後期高齢者医療広域連合
一般会計補正予算 ││ 10 令和3年度福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補 ││ 正予算 ││ 11 福井県後期高齢者医療広域連合会計年度任用職員の勤務条件、給与等 ││ に関する条例の一部改正について ││ 12 債権放棄の報告について ││ 令和3年第2回福井県後期高齢者医療広域連合議会定例会 ││ (議決等事項) ││ 1 議長の選挙について ││ 2 副議長の選挙について ││ 3 議席の指定 ││ 4 会期の決定について ││ 5
会議録署名議員の指名 ││ 6 福井県後期高齢者医療広域連合監査委員の選任につき議会の同意を求 ││ めることについて ││ 7 令和2年度福井県後期高齢者医療広域連合一般会計・特別会計歳入歳 ││ 出決算の認定について ││ 8 令和3年度福井県後期高齢者医療広域連合
一般会計補正予算 ││ 9 令和3年度福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補 ││ 正予算 ││ 10 福井県後期高齢者医療広域連合会計年度任用職員の勤務条件、給与等 ││ に関する条例の一部改正について ││ 11 債権放棄の報告について ││ 12 一般質問 ││ 11月 8 日(月) ││
決算特別委員会全体会 ││ (審査事項) 令和2年度各会計決算認定議案審査について ││ 議員協議会 ││ (協議事項) 議会活性化特別委員会での検討状況の報告について ││ 11月10日(水) ││ 市民と議会との語る会(王子保・国高・北日野) ││ 11月11日(木) ││ 市民と議会との語る会(坂口・神山・白山) ││ 11月17日(水) ││ 市民と議会との語る会(味真野・北新庄・粟田部) ││ 11月19日(金) ││ 全員説明会 ││ (説明事項) ││ 1 12月定例会提出議案等について ││ (1) 条例案及び一般議案の概要 ││ (2) 12月補正予算(案)の概要 ││ 2 国民健康保険における税率改定と脳ドック助成の新設について ││ 3 西校区公立認定こども園建設の概要(案)について ││ 4 官民連携プロジェクト今後の進め方について ││ 5 パブリック・コメントの実施等について(資料配布のみ) ││
議会運営委員会 ││ (協議事項) 12月定例会について ││ 11月24日(水) ││ 第4回議会モニター会議 ││ 議員説明会 ││ (説明事項) ││ 1 パブリック・コメントの実施等について ││ (1) 第2次越前市男女共同参画プラン(案) ││ (2) 越前市中心市街地活性化プラン(案) ││ (3) 越前市環境基本計画(案) ││ (4) 越前市子ども読書活動推進計画(案) ││ 第3 陳情書等の受理 ││ 9月24日(金) し尿収集料金の改定についての陳情書を福井県環境保全協会会長 ││ 二木和則から受領した。 ││ 11月25日(木) 令和4年度税制改正に関する提言を公益社団法人南越法人会会
││ 長米岡房直から受領した。 ││ 第4 行政視察について ││ 1 行政視察 ││ 10月13日(水) ││
産業建設委員会 ││ 茨城県常総市(オンライン視察) ││ (視察事項) アグリサイエンスバレー構想について ││ 11月 9 日(火) ││
議会運営委員会、議会活性化特別委員会 ││ 三重県四日市市(オンライン視察) ││ (視察事項) 決算と予算を連動させる政策サイクル ││ 2 行政視察来庁者 ││ 11月 9 日(火) 永平寺町議会一行8名来庁 │└─────────────────────────────────────────┘請 願 文 書 表受理
番号請願第2号件 名政府の新型コロナ禍での米価格暴落対策が皆無の中自治体独自の稲作農家への直接支援策を求める意見書提出を求める請願令和 3 年11月19日受理請願者福井県農民連
会長 玉 村 正 夫紹介
議員加 藤 吉 則 君付 託
委員会産 業 建 設 委 員 会請
願
の
要
旨[請願趣旨]
コロナ禍によって外食を中心に米需要が大きく減少して過剰になり、生産者が受け取る米価は、前年比で軒並み2割から3割も下がっている。福井県産のコシヒカリで1万500円、前年比で2,700円減少、ハナエチゼンで9,000円、前年比3,200円の減少となっている。
農林水産省の調査でも、生産コストをまかなうためには、1俵1万5,000円は必要である。まして9,000円台では、米作りは続けることはできない。多くの米農家が米づくりから撤退することにつながりかねない。
まさしく稲作崩壊の危機であり、おいしい国産米を食べ続けたいという国民全体にとっての大問題である。
福井県農民連は、コロナ禍による需要減少分は、国が責任をもって「過剰在庫」分を市場隔離すべきであり、米価暴落の事態を避けるべきと要求している が、岸田政権は聞く耳を持っていない。
このような中、全国の自治体では農家への直接支援が始まっている。埼玉県では種苗代などの支援を予算化し、青森県や岡山県では1俵あたり1,000円から3,000円の直接支払いが決まっている。また、埼玉県加須市でも全農家に対し種苗費相当額を交付する支援策を市独自で打ち出した。
コロナ禍という、かつて経験したことのない危機的事態の中で、農業者の経営と地域経済を守るために、従来の政策的枠組みにとらわれない対策が求められている。
以上の趣旨から、下記事項について、越前市当局に提出することを請願する。
[請願事項]
越前市当局においては、米価暴落から地域の稲作農家の経営を守る立場で、農家への直接支払い支援策を講ずること。 令和3年12月
越前市議会定例会会期日程 (会期22日)日次月日曜日区分開議時刻開議場所事 項第1日11月26日金本会議午前10時議 場 開 会
諸般の報告
会議録署名議員の指名
会期の決定
令和2年度各会計決算
等
(委員会審査結果報
告、質疑・討論・採決)
令和3年度各会計補正
予算案、条例改正案、一
般議案
(提案理由の説明)第2日11月27日土休 会 議案調査第3日11月28日日休 会 第4日11月29日月休 会 第5日11月30日火休 会 第6日12月1日水本会議午前10時議 場 代表質問第7日12月2日木休 会 第8日12月3日金本会議午前10時議 場 議案に対する質疑・委
員会付託第9日12月4日土休 会 第10日12月5日日休 会 第11日12月6日月本会議午前10時議 場 一般質問第12日12月7日火本会議午前10時議 場 一般質問第13日12月8日水本会議午前10時議 場 一般質問(予備)第14日12月9日木委員会午前10時第3委員会室 教育厚生委員会第15日12月10日金委員会午前10時第3委員会室
産業建設委員会第16日12月11日土休 会 第17日12月12日日休 会 第18日12月13日月委員会午前10時第3委員会室 総務委員会第19日12月14日火委員会午前10時第3委員会室 公共交通対策特別委員
会午後1時
30分 議会活性化特別委員会第20日12月15日水委員会午後1時第3委員会室
議会運営委員会第21日12月16日木休 会 第22日12月17日金本会議午後2時議 場 委員会審査結果報告
(質疑・討論・採決)
閉 会※ 委員会開催は、この日程をもって招集通知にかえさせていただきますので、ご了承願います。...